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松田好花もハマった住野よるさんの小説をオススメしたい:後半

 

 

※このブログは後半です。前半はこちら↓

松田好花もハマった住野よるさんの小説をオススメしたい:前半 - ひなたぶろぐ

 

大変、大変お待たせしました!

住野よるさんの小説を紹介しよう、というブログの後半になります。

それでは、参りましょう!

 
 
 
 
か「」く「」し「」ご「」と「
か「」く「」し「」ご「」と「

か「」く「」し「」ご「」と「

 

 

〈あらすじ〉

みんなには隠している、ちょっとだけ特別なちから。別になんの役にも立たないけれど、そのせいで最近、君のことが気になって仕方ないんだ──。

クラスメイト5人の「かくしごと」が照らし出す、お互いへのもどかしい想い。眩しくて時に切ない、共感度No.1の青春小説。

 

〈公式サイト〉

か「」く「」し「」ご「」と「 | 新潮社

 

4作目『かくしごと』は、よる先生の作品の中でも最もピュアで純粋な、青春小説です。

 

登場人物である高校生男女の仲良しグループ五人組には、それぞれが隠し持っている“人の感情を知ることができる能力”があります。

 でもそれは、心が読めるといったような完璧なものではなく、頼りにするにはあまりにも不便な能力で、結局は皆が相手の考えが分からず悩んでしまう。そしてその悩みは、能力なんて持たない僕らとなんら変わりは無いのです。

そんな中で登場人物たちの間で生じる、勘違いや、すれ違いにキュンキュンさせられる物語です。

 

また、作中で回収されるタイトルの「ダブルミーニング」にも舌を巻かれます。ぜひ読んで確かめてみてください。

 

 

青くて痛くて脆い
青くて痛くて脆い

青くて痛くて脆い

  • 作者:住野 よる
  • 発売日: 2018/03/02
  • メディア: 単行本
 

 

〈あらすじ〉

青春が終わる。傷つきながら。傷つけながら。
人に不用意に近づきすぎないことを信条にしていた大学1年の春、僕は秋好寿乃に出会った。
空気の読めない発言を連発し、周囲から浮いていて、けれど誰よりも純粋だった彼女。秋好の理想と情熱に感化され、僕たちは二人で「モアイ」という秘密結社を結成した。

それから3年。
あのとき将来の夢を語り合った秋好はもういない。僕の心には、彼女がついた嘘が棘のように刺さっていた。
「僕が、秋好が残した嘘を、本当に変える」
それは僕にとって、世間への叛逆を意味していた──。

 

〈公式サイト〉

青くて痛くて脆い | 住野よる | KADOKAWA

 

『青くて痛くて脆い』(以下くてくて)、個人的には、大人になったらまた読み返したい一冊です。

 

くてくてについては、山ちゃんが全部話してくれてるので、ぜひこのレビューを読んでください↓

【レビュアー:山里亮太】一軍との戦いが見せてくれたもの『青くて痛くて脆い』 | 「レビュー(本・小説)」 | カドブン

 

 

友達や、大切な人との関わりの中で経験した「後悔」がある人にはぜひ読んで欲しい作品です。

主人公、楓の最後の場面での言葉に、きっと心を打たれるはずです。

 

また、くてくては今年の夏に映画の公開が決まっています。

杉咲花さんが、真っ直ぐでどこか危うい秋好そのもので、公開が待ちきれません。劇場へ見に行きましょう!

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麦本三歩の好きなもの
麦本三歩の好きなもの (幻冬舎単行本)

麦本三歩の好きなもの (幻冬舎単行本)

 

 

〈あらすじ〉

朝寝坊、チーズ蒸しパン、ラジオ、お菓子、そして本。図書館勤務の20代女子、麦本三歩の日常は好きなもので溢れている。

住野よる史上、いちばんキュートな主人公登場!

 

〈公式サイト〉

住野よる『麦本三歩の好きなもの』特設サイト | 幻冬舎

 

 

最後の作品となりました!

『麦本三歩の好きなもの』は、とにかく主人公である麦本三歩のことを好きになる物語です。

 

歩くのが好きな三歩、本が好きな三歩、噛んじゃう三歩、友達が大切な三歩、食べるのが好きな三歩、おちこんじゃう三歩、ずるしちゃう三歩、自分に酔ってる三歩、朝がんばって起きる三歩、いつもの三歩。

 

三歩がおくる何気ない毎日を読んで行くうちに、そんな色んな三歩のことを好きになり、いつのまにか“ファン”になってしまっているはずです。

日ごとに短編に分かれており、気軽に読める一冊なので、ぜひお手にとってみてください。

 

 

 

まとめ

 

ということで、以上で全ての本の紹介が終了です!

前半のブログともかなり間が開いてしまいましたし、後半は早足の紹介になってしまい、申し訳ありませんでした。

 

前半のブログにも書いた通り、よる先生の作品にはたくさんの「愛すべき登場人物たち」がいます。

そしてその中には、必ず皆さん一人一人が共感できる人物がいるはずです。

ぜひ、よる先生の小説を読んでその登場人物たちの成長から、勇気をもらってください。

 

それでは、また次のひなたぶろぐで会いましょう。